1月29日、米国のFRB(連邦準備理事会)はFOMCを開催しました。
今回がバーナンキ議長にとって最後のFOMCでした。
今回、FOMCは、量的緩和縮小の継続を決定し、2月からの債券購入額を月額で100億ドル減らすこととしました。
最近の米国の量的緩和の縮小が影響していると思われる新興国市場の動揺から、FOMCの金融政策に注目が集まりましたが、結果は、量的緩和縮小の継続でした。
今回の決定直後、米国株価は下落の動きを示しました。リーマンショック後、市場は、政府の財政政策、中央銀行の金融政策への注目が高まりましたが、こうした市場の動きの変化の兆しなのかどうか、この下落の示唆するものは何か、今後の推移を見守りたいと思います。