2月24日、公表されたドイツの2月のIFO景況感指数は111.3、前月比プラス0.7ポイントとなりました。
この結果をみると、ドイツの景況は順調に拡大していることを示しているように見えます。
IFO期待指数は108.3、前月比マイナス0.6ポイントでした。
IFO期待指数は前月比マイナスとはいえ、前月から引き続き、最近1年間で高い水準に位置しています。
他方、2月18日、公表されたドイツの2月のZEW景気期待指数は55.7、前月比マイナス6.0ポイントと大幅に低下しました。水準としても前年11月以来の低い水準でした。
IFOとZEWの期待指数に関する結果が大きく異なることから、今回のIFO景況感指数を額面通り受けとめていいのか躊躇を感じます。
今後の推移を見守りたいと思います。