2013年6月28日金曜日

ユーロ圏の6月の景況感指数

6月27日、公表されたユーロ圏の6月の景況感指数は91.3、前月比プラス1.8ポイントとなりました。

今回の結果をみると、ユーロ圏の景気は底打ちしつつあるのかもしれないとの印象です。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年6月27日木曜日

米国の1月-3月期のGDP(確報値)

6月26日、公表された米国の1月-3月期のGDP(確報値、年率換算)は前期比プラス1.8%となりました。

前回の公表値(改定値)は、同プラス2.4%でした。

例えば、消費支出は、改定値では同プラス3.4%だったところ、今回の確報値では同プラス2.6%となりました。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年6月26日水曜日

米国の4月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数

6月25日、公表された米国の4月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数(20都市圏,
季節調整済)は前月比プラス1.7%、前年比プラス12.1%となりました。

同日、公表された米国の6月のコンファレンス・ボード消費者信頼感指数は81.4、前月比プラス7.1ポイントとなりました。

今回の結果をみると、米国の住宅価格は、やや熱を帯びつつ、上昇し、消費者マインドは、単月の動きながら急激に、改善しているように見えます。

期待していた形ではあるものの、やや加速が過ぎるようにも見えます。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年6月25日火曜日

ドイツの6月のIfo景況感指数

6月24日、公表されたドイツの6月のIfo景況感指数は105.9、前月比プラス0.2ポイントとなりました。

今回の結果をみると、先行きのドイツ景気が緩やかな回復基調に向かう兆しを示したように見えます。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年6月24日月曜日

今週の主な予定

今週の主な予定は次の通りです。

24日(月曜)
海外:独 IFO景況指数 6月

25日(火曜)
海外:米 耐久財受注 5月
   米 S&P/ケース・シラー住宅価格指数 4月
   米 消費者信頼感指数 6月

27日(木曜)
海外:独 失業率 6月
   EU マネーサプライ(M3) 5月
      EU 消費者信頼感 6月 確報
      米  新規失業保険申請件数
      米  個人所得 5月

28日(金曜)
国内:消費者物価指数 全国 5月
   失業率 5月
   鉱工業生産指数 5月 速報
   小売業販売額 5月
海外:独 消費者物価指数 6月 速報
   米 ミシガン大消費者信頼感指数 6月 確報

2013年6月21日金曜日

米国の5月の中古住宅販売戸数

6月20日、公表された米国の5月の中古住宅販売戸数(季節調整済、年率換算)は518万戸、前月比プラス4.2%となりました(データ出所:National Association of Realtors)。

販売価格(中央値)は20万8千ドル、前年比プラス15.4%となりました(同)。

今回の結果をみる限り、米国の住宅市場の回復は順調に推移しているようです。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年6月20日木曜日

米国のFOMC

6月18日から19日にかけて、米国のFOMC(連邦公開市場委員会)が行われ、月額850億ドルの資産買い入れを継続する方針を示しました。

市場が注目していた、年内に資産買い入れペースを縮小させる可能性については、明らかではなく、市場関係者の間で見方が分かれました。

ただ、大方の市場関係者は、依然として、年内に資産買い入れを縮小する可能性が残っていると受けとめたと言えます。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年6月19日水曜日

ドイツの6月のZEW景気期待指数

6月18日、公表されたドイツの6月のZEW景気期待指数は38.5、前月比プラス2.1ポイントとなりました。

前月比プラスは2ヵ月連続でした。

指数の水準は水面下と低いものの、緩やかながら改善に向けた動きにあるようです。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年6月18日火曜日

日本の4月の第3次産業活動指数

6月17日、公表された日本の4月の第3次産業活動指数(平成17年=100)は99.7、前月比変わらずとなりました。

業種別にみると、

前月比プラスの業種は、「金融業,保険業」、「学術研究,専門・技術サービス業」、「医療,福祉」、「情報通信業」、「電気・ガス・熱供給・水道業」。
同マイナスの業種は、「卸売業,小売業」、「運輸業,郵便業」、「生活関連サービス業,娯楽業」、「不動産業,物品賃貸業」、「宿泊業,飲食サービス業」、「その他サービス業(公務等を除く)」、「学習支援業」、「複合サービス事業」。

でした。

第三次産業活動指数は緩やかな回復過程にあるとみられるところ、足元、業種の広がりに欠けるとの印象です。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年6月17日月曜日

今週の主な予定

今週の主な予定は次の通りです。

17日(月曜)
国内:第三次産業活動指数 4月
海外:EU 貿易収支 4月

18日(火曜)
国内:鉱工業生産 4月 確報
海外:独 ZEW景況感指数 6月
   米 消費者物価指数 5月
   米 住宅着工件数 5月

19日(水曜)
海外:米 FOMC金融政策

20日(木曜)
国内:景気動向指数 4月 改訂値
海外:独 生産者物価指数 5月
   EU PMI製造業 6月 速報
   米 新規失業保険申請件数
   米 中古住宅販売件数 5月
   米 景気先行指数 5月

21日(金曜)
海外:EU 経常収支 4月

2013年6月14日金曜日

米国の5月の小売売上高

6月13日、公表された米国の5月の小売売上高は前月比プラス0.6%となりました。

5月31日、公表された米国の4月の個人所得が前月比横ばいとなったことからすると、今回の結果は意外に強いとの印象です。

雇用、個人所得の行方に確信がもてない状況にあり、先行きの小売売上高が継続して強い状況で推移していくとは思えないとの印象です。今後の推移を見守りたいと思います。

2013年6月13日木曜日

日本の4月の機械受注統計

6月12日、公表された日本の4月の機械受注統計によれば、船舶・電力を除いた民需の受注額は7233億円、前月比マイナス8.8%となりました。

前月比マイナスは3ヵ月ぶりでした。

今のところ、個人的には、最近の円安で設備投資の下方硬直性は高いとしても、大きく増加していくとまでは確信がもてる状況にはなく、仮に、設備投資の行方に大きく変化が出るとしても下期以降になるのではないかと推定します。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年6月12日水曜日

日本の4月-6月期の法人企業景気予測調査

6月11日、公表された日本の4月-6月期の法人企業景気予測調査によれば、景況判断(指数、BSI)は、大企業、中堅企業は「プラス」、中小企業は「マイナス」となりました。

先行きは、大企業、中堅企業は「プラス」で推移する見通し、中小企業は7月-9月期に「プラス」に転じる見通しとなりました。

今回の結果からすると、企業の業況判断は改善に向かっていると言えます。

なお、今年度は、前年比プラス9.1%の増益見通しとなっており、上期プラス6.8%、下期プラス11.1%の各々増益見通しとなっています。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年6月11日火曜日

日本の5月の景気ウォッチャー調査

6月10日、公表された日本の5月の景気ウォッチャー調査(現状判断DI)は55.7、前月比マイナス0.8ポイントとなりました。

前月比マイナスは2カ月連続となりました。

内訳をみると、
家計動向関連DIは前月比マイナス1.1
企業動向関連DIは同プラス0.4
雇用関連DIは同マイナス0.6
でした。

夏のボーナスは前年比プラスが見込まれるところ、家計動向関連DIがマイナスになったことからすると、政権の人気や株価変動などが影響したと推測します。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年6月10日月曜日

今週の主な予定

今週の主な予定は次の通りです。

10日(月曜)
国内:GDP 1-3月期 2次速報
   経常収支 4月
   景気ウォッチャー調査 5月
   消費動向調査 5月

11日(火曜)
国内:日銀金融政策決定会合
   マネーストック 5月
海外:米 卸売在庫 4月

12日(水曜)
国内:機械受注 4月
   金融経済月報 6月
海外:仏 非農業部門雇用者 1-3月 確報
   独 消費者物価指数 5月 確報
   米 財政収支 5月

13日(木曜)
海外:米 新規失業保険申請件数
   米 小売売上高 5月
   米 輸入物価指数 5月
   米 企業在庫 4月

14日(金曜)
国内:日銀金融政策決定会合議事要旨(5/21-22分)
海外:米 生産者物価指数 5月
   米 経常収支 1-3月
   米 鉱工業生産 5月
   米 ミシガン大消費者信頼感指数 6月 速報値

2013年6月8日土曜日

米国の5月の雇用統計

6月7日、公表された米国の5月の雇用統計によれば、非農業部門雇用者は前月比プラス17万5千人となりました。

悪くないとの第一印象です。

ただ、最近の各種指標からすると、このまま米国の雇用の改善は続くとしても加速までしていくのかは確信が持てないというのが率直なところです。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年6月7日金曜日

EUの中央銀行(ECB)は、政策金利の据え置きを決定

6月6日、EUの中央銀行(ECB)は、政策金利(リファイナンス金利)の据え置きを決定しました。

今回、ECBは、景気が今後上向いていく見通しなので金利据え置きを決定したとコメントしました。

確かに、6月5日、公表された5月のユーロ圏の総合PMI(購買担当者景気指数、改定値)は47.7、前月比プラス0.8ポイントと小幅ながらプラスとなりました。

ECBの見立て通り、景気は回復していくのかどうか、今後の推移を見守りたいと思います。

2013年6月6日木曜日

米国の5月のADP雇用報告

6月5日、公表された米国の5月のADP雇用報告によれば、民間部門雇用者数は前月比プラス13万5千人となりました。

前月の同プラス11万3千人から加速しましたが、事前の大方の市場予想には届きませんでした。

金曜公表の雇用統計を見守りたいと思います。

2013年6月5日水曜日

日本の4月の現金給与総額(速報値)

6月4日、公表された日本の4月の現金給与総額(速報値)は273,427円、前年比プラス0.3%となりました。

業種別にみると、今回、建設業、不動産・物品賃貸業、運輸業,郵便業、医療,福祉といった内需関連企業の現金給与総額が全体を牽引したと言えます。

一般に、現金給与総額は、小売売上高と結びつきやすいと言えます。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年6月4日火曜日

米国の5月のISM製造業景気指数

6月3日、公表された米国の5月のISM製造業景気指数は49.0、前月比マイナス1.7ポイントとなりました。

内訳をみると、雇用は50.1とかろうじて50を上回ったものの、新規受注、生産など殆どが50を下回りました。

今回の結果がイコール景気後退入りを確信させるものではありませんが、足元の米国経済は、さほど強くないとの印象です。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年6月3日月曜日

今週の主な予定

今週の主な予定は次の通りです。

3日(月曜)
国内:法人企業統計調査 1月~3月
海外:米 ISM製造業景気指数 5月
   米 建設支出 4月

4日(火曜)
国内:マネタリーベース 5月
    毎月勤労統計 4月
海外:EU 生産者物価指数 4月
   米 貿易収支 4月

5日(水曜)
海外:EU 小売売上高 4月
   EU GDP 第1四半期 改定値
   米 ADP雇用報告 5月
   米 ISM非製造業景気指数 5月
   米 地区連銀経済報告(ベージュブック)

6日(木曜)
海外:EU 中央銀行 金融政策
   米 新規失業保険申請件数

7日(金曜)
国内:景気動向指数 4月 速報
海外:独 経常収支 4月
   独 鉱工業生産 4月
   米 雇用統計 5月
   米 消費者信用残高 4月