9月9日、公表された日本の4-6月期のGDP(実質、2次速報値)は。年率3.8%となりました。
事前の大方の市場予想通り、1次速報の2.6%から大幅に上方修正されました。
消費税率の引き上げ可能性は高まったと言えます。
しかし、同日、公表された8月の景気ウォッチャー調査によれば、現状判断DIは51.2、前月比マイナス1.1ポイントとなりました。
前月比マイナスは5カ月連続となりました。
市中の景況感は、それほどよくなく、高揚感は薄れているように見えます。
現時点では、仮に、消費税率を引き上げた場合、その影響は少なくないと考えておいた方がよさそうです。
今後、政府の景気対策の内容を見守りたいと思います。