2013年8月30日金曜日

日本の7月の商業販売額

8月29日、公表された日本の7月の商業販売額(速報)は39兆150億円、前年比プラス1.3%となりました。

うち、小売業は11兆7430億円、同マイナス0.3%、卸売業は27兆2720億円、同プラス2.1%でした。

百貨店は6041億円、同マイナス2.7%、スーパーは1兆1084億円、同プラス0.4%でした。

今回の結果をみると、株高による資産効果は一服し、天候要因や給与の動向を反映する傾向を強めているように見えます。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年8月29日木曜日

米国の7月の中古住宅販売成約指数

8月28日、公表された米国の7月の中古住宅販売成約指数(季節調整済)は前月比マイナス1.3%となりました。

今回の結果をみると、FRBの金融緩和の縮小開始の観測から住宅ローン金利上昇前に住宅を購入しようという駆け込み需要は一段落しつつあることを示唆しているように見えます。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年8月28日水曜日

ドイツの8月のIFO景況感指数、米国の8月のコンファレンス・ボード消費者信頼感指数

8月27日、公表されたドイツの8月のIFO景況感指数は107.5、前月比プラス1.3ポイントとなりました。

この結果をみると、ドイツの企業の景況感は回復に向かっていることを再確認したとの印象です。

同日、公表された米国の8月のコンファレンス・ボード消費者信頼感指数は81.5、前月比プラス1.2ポイントとなりました。

この結果をみると、米国の消費者の景況感は改善しているとの印象です。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年8月27日火曜日

米国の7月の耐久財受注

8月26日、公表された米国の7月の耐久財受注(航空機を除く非国防資本財、季節調整済)は前月比マイナス3.3%となりました。

耐久財受注(航空機を除く非国防資本財)は、一般に設備投資の先行指標と理解されており、今回の結果をみると、単月の動きながら、先行きの米国の設備投資に不透明さが強まったとの印象です。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年8月26日月曜日

今週の主な予定

今週の主な予定は次の通りです。

26日(月曜)
海外:米 耐久財受注 7月

27日(火曜)
海外:独 IFO景況感指数 8月
   米 S&P/ケース・シラー住宅価格指数 6月
   米 消費者信頼感指数 8月

28日(水曜)
海外:米 中古住宅販売成約指数

29日(木曜)
国内:小売業販売額 7月
海外:米 GDP 第2四半期 改定
   米 新規失業保険申請件数

30日(金曜)
国内:消費者物価指数 全国 7月
   失業率 7月
   鉱工業生産 7月 速報
   住宅着工 7月
海外:EU 失業率 7月
   EU 消費者物価指数 8月 速報
   米 個人所得 7月
   米 ミシガン大消費者信頼感指数 8月 確報

2013年8月23日金曜日

ユーロ圏の8月の総合PMI

8月22日、公表されたユーロ圏の8月の総合PMI(購買担当者景気指数、速報値)は51.7、前月比プラス1.2ポイントとなりました。

事前の大方の市場予想を上回る結果だったと言えます。

市場では、今回の結果を好感した動きを示したようです。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年8月22日木曜日

米国のFOMC議事録(7/30-31分)

8月21日、公表された米国のFOMC(連邦公開市場委員会)の議事録(7/30-31分)は、金融緩和の縮小の時期を9月を念頭においたとみられる主張は、半数に満たないことが明らかになりました。

市場では、9月が縮小開始の時期だとの見方が多くを占めつつあるところ、こうした見方を勢いづける内容ではなかったと言えます。

次期FRB理事長の行方も含め、今後の推移が見守られるところかと思います。

2013年8月21日水曜日

日本の6月の全産業活動指数

8月20日、公表された日本の6月の全産業活動指数は97.2、前月比マイナス0.6%となりました。

産業別にみると、建設業活動指数が前月比プラス3.4%となったものの、鉱工業生産指数が前月比マイナス3.0%、第三次産業活動指数が同マイナス0.3%でした。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年8月20日火曜日

日本の7月の貿易収支

8月19日、公表された日本の7月の貿易収支(速報値)は1兆240億円の赤字となりました。

事前の大方の市場予想を上回る赤字幅だったと言えます。

円安でも輸入が抑制されていない傾向にあるとの印象で、背景の一つには堅調な国内消費があると推定します。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年8月19日月曜日

今週の主な予定

今週の主な予定は次の通りです。

19日(月曜)
国内:貿易収支 7月

20日(火曜)
国内:全産業活動指数 6月
海外:独 生産者物価指数 7月

21日(水曜)
海外:米 中古住宅販売件数 7月
   米 FOMC議事録(7月30・31日分)

22日(木曜)
海外:独 PMI製造業 8月 速報
   EU PMI総合 8月 速報
   米 新規失業保険申請件数

23日(金曜)
海外:独 GDP 第2四半期 確報
   EU 消費者信頼感 8月 速報

2013年8月16日金曜日

米国の7月の鉱工業生産指数

8月15日、公表された米国の7月の鉱工業生産指数(2007=100)は98.9、前月比変わらずとなりました。

稼働率は77.6%、前月比マイナス0.1%となりました。

今回の結果をみると、米国の生産活動はいまひとつ元気がない状況が続いているとの印象です。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年8月15日木曜日

ユーロ圏の4-6月期のGDP

8月14日、公表されたユーロ圏の4-6月期のGDP(速報値)は、前期比プラス0.3%となりました。

速報値ながら、ユーロ圏は、景気後退から脱したと言えます。

しかし、全てのユーロ圏諸国が景気後退から脱した訳ではありません。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年8月14日水曜日

ドイツの8月のZEW景気期待指数、日本の6月の機械受注

8月13日、公表されたドイツの8月のZEW景気期待指数は42.0、前月比プラス5.7ポイントとなりました。

事前の大方の市場予想を上回る大幅なプラスでした。

今回の結果から、先行きのドイツ経済に期待がかかるところです。

同日、公表された日本の6月の機械受注(季節調整、船舶・電力を除く民需)は7,774億円、前月比マイナス2.7%となりました。

今回の結果は5月の2ケタ増の反動との印象です。

ドイツ、日本ともに今後の推移が見守られるところかと思います。

2013年8月13日火曜日

日本の4-6 月期のGDP成長率

8月12日、公表された日本の4-6 月期のGDP成長率(季節調整済、前期比、1次速報)は、実質0.6%(年率換算2.6%)、名目0.7%(同2.9%)となりました。

前期比プラスは3四半期連続となりました。

実質GDPの今回の寄与度をみると、内需は 0.5%、外需は0.2%でした。

現金給与が伸びていない中、民間需要消費支出が実質プラス0.8%となった点は、上出来との印象です。
民間企業設備は実質マイナス0.1%となった点は、やっぱりと思うものの、今後の推移に期待がかかるところです。

事前の市場予想を下回る結果となりましたが、事前の市場の期待が高すぎたののかも知れません。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年8月12日月曜日

今週の主な予定

今週の主な予定は次の通りです。

12日(月曜)
国内:GDP 第2四半期 一次速報
   鉱工業生産 6月 確報

13日(火曜)
国内:機械受注 6月
   日銀金融政策決定会合議事要旨
海外:独 消費者物価指数 7月 確報
   EU 鉱工業生産 6月
   独 ZEW景況感指数 8月
   米 小売売上高 7月
   米 輸入物価指数 7月
   米 企業在庫 6月

14日(水曜)
海外:独 GDP 第2四半期 速報
   EU GDP 第2四半期 速報
   米 生産者物価指数 7月

15日(木曜)
海外:米 消費者物価指数 7月
   米 新規失業保険申請件数
   米 鉱工業生産 7月

16日(金曜)
海外:EU 経常収支 6月
   EU 消費者物価指数 7月 確報
   米 住宅着工件数 7月
   米 ミシガン大消費者信頼感指数 8月 速報

2013年8月9日金曜日

景気ウォッチャー調査による7月の現状判断DI

8月8日、公表された景気ウォッチャー調査による7月の現状判断DIは52.3、前月比マイナス0.7ポイントとなりました。

前月比マイナスはこれで4カ月連続となりました。

内訳をみると、
家計動向関連DIは、50.6、前月比マイナス1.6
企業動向関連DIは、54.5、同プラス1.7
雇用関連DIは、58.1、同プラス0.1
でした。

家計のマイナス幅が大きいのは気になりますが、一般に景気に遅行する給与が現時点ではまだ伸びていない中で、家計動向関連DIが依然50を上回っているのは好ましいとの印象です。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年8月8日木曜日

ドイツの6月の鉱工業生産指数

8月7日、公表されたドイツの6月の鉱工業生産指数(季節調整済)は、前月比プラス2.4%となりました。

事前の大方の市場予想を上回るプラス幅でした。

今回の結果をみると、ドイツの製造業は順調に推移しているとの印象です。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年8月7日水曜日

日本の6月の景気動向指数

8月6日、公表された日本の6月の景気動向指数(一致指数、速報値)は105.2、前月比マイナス0.8ポイントとなりました。

先行指数は107.0、前月比マイナス3.7ポイントとなりました。

前月比マイナス自体は、大きな問題とは思いませんが、ややマイナス幅が大きく、今までの流れが鈍化の方向で変化が起きる可能性を示唆しているようにも見えます。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年8月6日火曜日

ユーロ圏の6月の小売売上高

8月5日、公表されたユーロ圏の6月の小売売上高は、前月比マイナス0.5%、前年比マイナス0.9%となりました。

7月23日、公表されたユーロ圏の7月の消費者信頼感指数が前月比プラス1.4ポイント、およそ2年ぶりの水準に改善したことからすると、やや意外な結果との印象です。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年8月5日月曜日

今週の主な予定

今週の主な予定は次の通りです。

5日(月曜)
海外:EU 小売売上高 6月
   米 ISM非製造業景気指数 7月

6日(火曜)
国内:景気動向指数 6月 速報
海外:米 貿易収支 6月

7日(水曜)
海外:独 鉱工業生産 6月
   米 消費者信用残高 6月

8日(木曜)
国内:日銀金融政策決定会合
   経常収支 6月
   景気ウォッチャー調査 7月
海外:独 貿易収支 6月
   米 新規失業保険申請件数

9日(金曜)
国内:金融経済月報 8月
   第三次産業活動指数 6月
   消費動向調査 7月
   マネーストック 7月
海外:米 卸売在庫 6月

2013年8月2日金曜日

米国の7月のISM製造業景気指数

8月1日、公表された米国の7月のISM製造業景気指数は55.4、前月比プラス4.5ポイントとなりました。

予想外の大幅プラスだったと言えます。

内訳をみると、在庫関連は弱いものの、新規受注が強いようです。

今後の推移を見守りたいと思います。

2013年8月1日木曜日

ユーロ圏の7月の消費者物価

7月31日、公表されたユーロ圏の7月の消費者物価(年率換算)は1.6%、前月比横ばいとなりました。

食料品の物価は3.5%上昇しているものの、他の物価は安定しているようです。

今後の推移を見守りたいと思います。