7月1日、公表された6月の日銀短観によれば、大企業製造業の業況判断DIは、プラス4、前回調査比プラス12となりました。
中堅企業製造業、中小企業製造業も業況判断DIは前回調査比プラスでしたが、DIの水準はマイナス圏でした。
設備投資額は、製造業は、大企業、中堅企業、中小企業の何れも改善に向かっていることは好ましいものの、中小企業非製造業の設備投資はマイナス圏にあります。
今回の日銀短観をみると、大企業を中心に前向きな動きが出はじめているものの、まだ、広がりに欠けているとの印象です。今後の推移を見守りたいと思います。