2014年5月30日金曜日

日本の4月の小売業販売額

5月29日、公表された日本の4月の小売業販売額は11兆110億円、前年比マイナス4.4%となりました。

大型小売店の既存店は前年比マイナス6.8%でした。

今回の結果をみると、想定された範囲内との印象です。

5月以降の推移が注目されるところかと思います。

2014年5月29日木曜日

エジプトの大統領選の投票期間

エジプトの大統領選の投票期間は、1日延長され、28日(現地時間)までとなりました。

投票率が想定より低かったことが理由のようです。

今回の選挙は、シシ前国防相の当選が確実視されていますが、仮に、選挙で勝利したとしても、投票率が低ければ、選挙後の指導力に疑問符がつきかねないと推定します。

2014年5月28日水曜日

米国の4月の耐久財新規受注

5月27日、公表された米国の4月の耐久財新規受注(航空機を除く非国防資本財)は前月比マイナス1.2%となりました。

同日、公表された米国の3月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数(20都市圏、季節調整済)は前月比プラス1.2%となりました。

期待していた耐久財新規受注は残念な結果となり、期待していなかったS&P/ケース・シラー住宅価格指数は予想外の好結果となったとの印象です。

2014年5月27日火曜日

日銀の金融政策決定会合議事要旨(4/30)

5月26日、公表された日銀の金融政策決定会合議事要旨(4/30)を見ると、

・物価上昇は、暫くの間、+1%台前半で推移し、年度後半には上昇に向かうという見方と
・今後、物価に関する円安効果が剥落する可能性を指摘する見方

に分かれています。

印象としては、当面の物価に関しては大きな差はないものの、年度後半、今年秋から来年にかけて、物価が上昇傾向にあるのか、そうでないのかが意見の分かれるところのように感じました。

2014年5月26日月曜日

今週の主な予定

今週の主な予定は次の通りです。

26日(月曜)
国内:日銀 金融政策決定会合議事要旨(4/30)

27日(火曜)
海外:米 耐久財受注 4月
   米 S&P/ケース・シラー住宅価格指数 3月
   米 消費者信頼感指数 5月

29日(木曜)
国内:小売業販売額 4月
海外:米 新規失業保険申請件数
   米 GDP 1Q 改定値

30日(金曜)
国内:消費者物価指数(全国) 4月、(東京都区部)5月
   鉱工業生産 4月 速報
   住宅着工統計 4月
   有効求人倍率 4月
海外:米 個人所得・支出 4月
   米 ミシガン大消費者信頼感指数 5月 確報

2014年5月23日金曜日

中国の5月の製造業PMI

5月22日、公表された中国の5月の製造業PMI(HSBC調べ、速報値)は49.7、前月比プラス1.6ポイントとなりました。

ほぼ分かれ目の50になりました。

ただ、どのように解釈するかは難しいとの印象です。

2014年5月22日木曜日

日本銀行の金融政策決定会合

5月21日、日本銀行は金融政策決定会合を開催し、金融政策の現状維持を決定しました。
景気の基調判断は据え置き、緩やかな回復を続けている、としました。

事前の大方の市場予想通りの結果との印象です。

2014年5月21日水曜日

ドイツの4月の生産者物価指数

5月20日、公表されたドイツの4月の生産者物価指数(PPI)は、前月比マイナス0.1%、前年比マイナス0.9%となりました。

物価の下落圧力は強いとの印象です。

ECBの金融政策を見守りたいと思います。

2014年5月20日火曜日

日本の3月の機械受注総額

5月19日、公表された日本の3月の機械受注総額(季節調整値、船舶・電力を除く民需)は9,367億円、前月比プラス19.1%となりました。

内訳は、製造業は3,846億円、同プラス23.7%、非製造業(除く船舶・電力)は5,151億円、同プラス8.5%でした。

今回の結果をみると、国内の設備投資意欲は思っていたより強いとの印象です。

2014年5月19日月曜日

今週の主な予定

今週の主な予定は次の通りです。

19日(月曜)
国内:機械受注 3月

20日(火曜)
海外:独 生産者物価指数 4月

21日(水曜)
国内;日銀 金融政策決定会合
   貿易収支 4月
海外:EU 消費者信頼感 5月
   米 FOMC議事録(4/29-30)

22日(木曜)
国内:日銀 金融経済月報
海外:中 HSBC製造業PMI 5月
   独 製造業PMI 5月
   米 新規失業保険申請件数
   米 中古住宅販売件数 4月

23日(金曜)
国内:月例経済報告
海外:独) IFO景況感指数 5月
   米 新築住宅販売件数 4月

2014年5月16日金曜日

米国の4月の消費者物価指数

5月15日、公表された米国の4月の消費者物価指数(食品・エネルギーを除く)は前月比プラス0.2% 前年比プラス1.8%となりました。

3月よりも物価上昇は加速しました。

今回、思ったより物価は上昇の兆しを示しているとの印象です。

今後、金融政策を含め、行方が見守られるところです。

2014年5月15日木曜日

日本の4月の企業物価指数

5月14日、公表された日本の4月の企業物価指数は105.7、前月比プラス2.8%、前年比プラス4.1%となりました。

輸出物価(契約通貨ベース)は、前月比マイナス0.1%、円ベースで同プラス0.1%。
輸入物価(同)は、前月比マイナス0.5%、円ベースで同マイナス0.3%。

同日、公表された米国の4月の生産者物価指数(季節調整済)は、前月比プラス0.6%となりました。

今回の結果をみると、日米のインフレへの度合いが高まっているように見えます。

2014年5月14日水曜日

ドイツの5月のZEW景気期待指数

5月13日、公表されたドイツの5月のZEW景気期待指数は33.1、前月比マイナス10.1ポイントとなりました。

現況指数は62.1、前月比プラス2.6ポイントでした。

この結果をみると、足元のドイツの景況は好調なものの、先行きへの不安が強まっているとの印象です。

同日、公表された米国の4月の小売売上高は前月比プラス0.1%となりました。

この結果をみると、足元の米国の消費は弱いとの印象です。

2014年5月13日火曜日

日本の4月の景気ウォッチャー調査

5月12日、公表された日本の4月の景気ウォッチャー調査によれば、
現状判断DIは41.6、前月比マイナス16.3ポイント
先行き判断DIは50.3、前月比プラス15.6ポイント
となりました。

今回の結果をみると、消費税率引き上げは、3月時点で思っていたほど、景況感を落ち込ませなかったとの印象です。

今後、日本株式の行方を含め、推移を見守りたいと思います。

2014年5月12日月曜日

今週の主な予定

今週の主な予定は次の通りです。

12日(月曜)
国内:経常収支 3月
   景気ウォッチャー調査 4月

13日(火曜)
国内:マネーストック 4月
海外:独 ZEW景況感指数 5月
   米 小売売上高 4月

14日(水曜)
国内:企業物価指数 4月
海外:EU 鉱工業生産 3月
   米 生産者物価指数 4月

15日(木曜)
国内:GDP 1Q 一次速報
   第三次産業活動指数 3月
   消費動向調査 4月
海外:独 GDP 1Q 速報
   EU GDP 1Q 速報
   米 消費者物価指数 4月
   米 新規失業保険申請件数
   米 鉱工業生産 4月

16日(金曜)
国内:設備稼働率 3月
海外:EU 貿易収支 3月
   米 住宅着工・許可件数 4月
   米 ミシガン大消費者信頼感指数 5月 速報

2014年5月9日金曜日

中国の4月の貿易統計

5月8日、公表された中国の4月の貿易統計によれば、輸出は前年比プラス0.9%、輸入は同プラス0.8%となりました。
貿易収支は、184億5千万ドルの黒字、事前の大方の市場予想を大きく上回る水準となりました。

同日、公表された中国の4月の鉄鉱石輸入は、前月比プラス12.75%となりました。

これらの結果から、中国の輸出は回復してきており、国内の活動も活発との印象を受けます。

今後の推移を見守りたいと思います。

2014年5月8日木曜日

日本銀行の金融政策決定会合議事要旨(4/7-8)

5月7日、公表された日本銀行の金融政策決定会合議事要旨(4/7-8)は、当面の金融政策運営について、

わが国の経済・物価が、概ね見通しに沿った動きとなっており、
現在の方針のもとで、「量的・質的金融緩和」をしっかりと推進していくことが適当

との認識を示したとしました。

当面、追加緩和の可能性は低いとの印象です。
今後の推移を見守りたいと思います。

2014年5月7日水曜日

今週の主な予定

今週の主な予定は次の通りです。

7日(水曜)
国内:日本銀行 金融政策決定会合議事要旨(4/7-8)

8日(木曜)
海外:独 鉱工業生産 3月
   EU 中央銀行 金融政策
   米 新規失業保険申請件数
   中 貿易収支 4月

9日(金曜)
国内:景気動向指数 3月 速報
海外:中 消費者物価指数 4月
   独 経常収支 3月

2014年5月2日金曜日

米国の4月のISM製造業景気指数

5月1日、公表された米国の4月のISM製造業景気指数は54.9、前月比プラス1.2ポイントとなりました。

前月比プラスは3ヵ月連続となりました。

内訳をみると、今回のプラスは、雇用が最大の要因になっています。

今後の推移を見守りたいと思います。

2014年5月1日木曜日

米国の4月のADP雇用報告

4月30日、公表された米国の4月のADP雇用報告によれば、米国の民間部門雇用者数は前月比プラス22万人となりました。

好調な雇用を示したとの印象です。

金曜公表の雇用統計を見守りたいと思います。