2012年4月27日金曜日

米国の先週分の新規失業保険週間申請件数

4月26日(現地時間)、公表された米国の先週分(4月21日終了週)の新規失業保険週間申請件数(季節調整済)は38万8千件、前週比マイナス1千件となりました。

トレンドを示す4週間移動平均は38万1750件、前週比プラス6250件となりました。

新規失業保険週間申請件数の4週間移動平均は、一時は、35万件に向かっているように見えたものの、40万件程度の水準に戻っているように見えます。

風が吹けば桶やが儲かる式の連想に過ぎませんが、この傾向が続くとすれば、先行きの米国の労働市場の回復はごく緩やかなペースが続き、米国の大統領選でオバマ氏の再選に黄色信号がともるのかも知れません。

今後の推移を見守りたいと思います。

2012年4月26日木曜日

米国の3月の耐久財新規受注

4月25日(現地時間)、公表された米国の3月の耐久財新規受注(航空機を除く非国防資本財)は前月比マイナス0.8%と、前月の同プラスは2.8%から、事前の大方の予想に反してマイナスに転じました。

米国の先行きの設備投資が減速する兆しを示したとの印象です。

米国で4例目のBSE感染牛の発見も含め、マイナスイメージのニュースが続いています。

今後の推移を見守りたいと思います。

2012年4月25日水曜日

米国の2月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数

4月24日(現地時間)、公表された米国の2月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏、季節調整済)は前月比プラス0.2%となりました。20都市圏中、前月比プラスは11、同横ばいは2、同マイナスは7でした。

市場では、住宅市場の回復が加速しているとの見方も出ています。

しかし、前年比ではマイナス0.1%、20都市圏中、前年比プラスは9、同横ばいは2、同マイナスは9でした。

意外に住宅価格の回復が早いようにも見えますが、内容をみると、そうでもないとの印象です。

今後の推移を見守りたいと思います。

2012年4月24日火曜日

ドイツの4月の製造業PMI

4月23日(現地時間)、公表されたドイツの4月の製造業PMI(購買担当者景気指数、速報値)は46.3、前月比マイナス2.1ポイントとなりました。

事前の大方の市場予想を下回る結果だったと言えます。

思っていたよりもEUのリセッションはきついのかもしれないとの印象です。

今後の推移を見守りたいと思います。

2012年4月23日月曜日

今週の主な予定

今週の主な予定は次の通りです。

23日(月曜)
国内:景気動向指数 2月 改訂
海外:独 PMIサービス業 4月
   EU PMI製造業、サービス業 4月

24日(火曜)
海外:米 S&P/ケース・シラー住宅価格指数 2月
   米 新築住宅販売件数 3月
   米 消費者信頼感指数 4月

25日(水曜)
海外:英 GDP 1-3月
   米 耐久財受注 3月

26日(木曜)
日本:対外及び対内証券売買 先週分
海外:EU 消費者信頼感 4月
   独 消費者物価指数 4月
   米 新規失業保険申請件数 先週分
   米 中古住宅販売成約 3月

27日(金曜)
国内:日銀金融政策決定会合
   消費者物価指数 3月 全国
   失業率 3月
   鉱工業生産 3月 速報
海外:米 GDP 1-3月 速報
   米 ミシガン大消費者信頼感指数 4月 確報

2012年4月20日金曜日

米国の先週分(4月14日終了週)の新規失業保険申請件数

米労働省が発表した米国の先週分(4月14日終了週)の新規失業保険申請件数は38万6千件、前週比マイナス2千件となりました。

トレンドを示す4週間移動平均は37万4750件、前週比プラス5500件でした。

米国の雇用環境の先行きの改善は足踏みしているように見えます。

今後の推移を見守りたいと思います。

2012年4月19日木曜日

ユーロ圏の2月の国際収支

4月18日(現地時間)、公表されたユーロ圏の2月の国際収支(季節調整前)をみると、証券投資はプラス180億ユーロとなりました。1月はマイナス434億ユーロでした。

今後の推移を見守りたいと思います。

2012年4月18日水曜日

米国の3月の鉱工業生産指数

4月17日(現地時間)、公表された米国の3月の鉱工業生産指数は96.6、前月比変わらずとなりました。

前月比変わらずは2カ月連続でした。

稼働率は78.6%、前月比マイナス0.1%となりました。

これらのデータだけをみると、踊り場のようにも見えます。

今後の推移を見守りたいと思います。

2012年4月17日火曜日

米国の3月の小売売上高

4月16日(現地時間)、公表された米国の3月の小売売上高は前月比プラス0.8%となりました。

4月13日(同)、公表された米国の3月のガソリンの消費者物価は、前年比プラス9.0%、前月比プラス1.7%とガソリン高になったことから、米国の小売はプラスでもごく僅かと推定していたところ、意外に強いとの印象を受けました。

今後の推移を見守りたいと思います。

2012年4月16日月曜日

今週の主な予定

今週の主な予定は次の通りです。

16日(月曜)
海外:EU 貿易収支 2月
   米 小売売上高 3月

17日(火曜)
国内:鉱工業生産指数 2月 確報
海外:英 消費者物価指数 3月
   独 ZEW景況感指数 4月
   EU 消費者物価指数
   米 住宅着工・許可件数 3月
   米 鉱工業生産指数 3月

18日(水曜)
海外:EU 経常収支 2月

19日(木曜)
国内:対外対内証券売買 先週分
海外:米 新規失業保険申請件数 先週分
   米 中古住宅販売件数 3月
   米 景気先行指数 3月
   EU 消費者信頼感指数 4月

20日(金曜)
海外:独 生産者物価指数 3月
   独 IFO景況指数 4月

2012年4月13日金曜日

米国の先週分(4月7日終了週)の新規失業保険申請件数

4月12日(現地時間)、公表された米国の先週分(4月7日終了週)の新規失業保険申請件数は38万件、前週比プラス1万3千件となりました。

トレンドを示す4週間移動平均は36万8500件、前週比プラス4250件となりました。

元々、新規失業保険申請件数はブレの大きい統計ですが、それでも、ちょっとプラス幅が大きいなとの印象です。

��週ごとに一喜一憂するのもどうかと思います。

今後の推移を見守りたいと思います。

2012年4月12日木曜日

米国FRBのベージュブック

4月11日(現地時間)、公表された米国FRBのベージュブック(地区連銀経済報告)は、

・2月半ばから3月後半にかけて米経済が引き続き緩やかに拡大している
・全体的な物価上昇率はほとんどの地区では控えめだったが、ガソリンの価格上昇を懸念し始めている

などの認識を示しました。

今後の推移を見守りたいと思います。

2012年4月11日水曜日

日銀金融政策決定会合

4月10日(現地時間)、日本銀行は金融政策決定会合で、金融政策のさらなる緩和を見送りました。
当面の金融政策運営は、強力に金融緩和を推進していくとの方針を表明しました。

同日、海外市場では、日銀の追加緩和見送りなどを受け、円高の動きを見せました。

市場では、次回の会合(27日)での金融緩和決定を予想する向きもあります。

今後の推移を見守りたいと思います。

2012年4月10日火曜日

日本の3月の景気ウォッチャー調査

4月9日、公表された日本の3月の景気ウォッチャー調査によれば、現状判断DIは51.8、前月比プラス5.9ポイントとなりました。

内訳をみると、

家計動向関連DIは51.1、前月比プラス6.7
企業動向関連DIは51.0、同プラス6.2ポイント
雇用関連DIは58.1、同プラス0.4ポイント

でした。

全ての項目で前月比プラスとなりました。

先行き判断DIは49.7、前月比マイナス0.4ポイントとなりました。
前月比マイナスは3ヵ月ぶりのことでした。

街角の景気実感としては、足元は景気は回復に向かっているものの、先行きには不透明感があるといった印象です。

今後の推移を見守りたいと思います。

2012年4月9日月曜日

今週の主な予定

今週の主な予定は次の通りです。

9日(月曜)
国内:貿易収支 2月
   景気ウォッチャー調査 3月

10日(火曜)
国内:日本銀行 金融政策決定会合
海外:独 経常収支 2月
   米 卸売在庫 2月

11日(水曜)
国内:機械受注 2月
海外:米 輸入物価指数 3月
   米 FRB ベージュブック
   米 財政収支 3月

12日(木曜)
国内:対外対内証券売買 先週分
   日 M2+CD 3月
海外:EU 鉱工業生産
   米 貿易収支 2月
   米 生産者物価指数 3月
   米 新規失業保険申請件数 先週分

13日(金曜)
海外:米 消費者物価指数 3月
   米 ミシガン大消費者信頼感指数 4月

2012年4月6日金曜日

米国の先週分(3月31日終了週)の新規失業保険週間申請件数

4月5日(現地時間)、公表された米国の先週分(3月31日終了週)の新規失業保険週間申請件数は35万7千件、前週比マイナス6千件となりました。

トレンドを示す4週間移動平均は36万1750件、前週比マイナス4250件となりました。

今後の推移を見守りたいと思います。

2012年4月5日木曜日

米国の3月のADP雇用報告

4月4日(現地時間)、公表された米国の3月のADP雇用報告によれば、民間部門雇用者数はプラス20万9千人となりました。

雇用は着実に回復しているようです。

金曜公表予定の雇用統計の内容を見守りたいと思います。

2012年4月4日水曜日

ユーロ圏の2月のPPI

4月3日(現地時間)、公表されたユーロ圏の2月のPPI(生産者物価指数、除く建設)は、前年比プラス3.6%、前月比プラス0.6%となりました。

事前の大方の市場予想を上回るプラス幅だったことは気になりますが、単なる直感ながら、現在のユーロ圏の景気状況からすると、当面、消費者物価に転嫁されるとしてもその割合は大きくないように思えます。

今後のエネルギー価格の動向を含め、推移が見守られるところかと思います。

2012年4月3日火曜日

米国の3月のISM製造業部門景気指数

4月2日(現地時間)、公表された米国の3月のISM製造業部門景気指数は53.4、前月比プラス1.0ポイントとなりました。

今回の結果をみる限り、米国の先行きの景気は着実に上向いていくことを示唆しているように見えます。

今週公表予定の雇用統計、今後のFRBの金融政策の行方が見守られるところかと思います。

2012年4月2日月曜日

今週の主な予定

今週の主な予定は次の通りです。

2日(月曜)
国内:日銀短観
海外:EU 失業率 2月
   米 ISM製造業景況感指数 3月 52.4 53.1 --

3日(火曜)
海外:EU 生産者物価指数 2月
   米 FOMC議事録

4日(水曜)
海外:EU 小売売上高 2月
   米 ADP雇用報告
   米 ISM非製造業景況感指数 3月

5日(木曜)
国内:対外対内証券売買
海外:独 鉱工業生産 2月
   英 中央銀行 金融政策決定会合
   米 新規失業保険申請件数 先週分

6日(金曜)
国内:景気動向指数 2月 速報
   米 雇用統計
   米 消費者信用残高 2月